レンズの曇り除け(カイロ)

前書
 充電電池による撮影をしている時に、ヒーターを使い出すと極端にバッテリーの持ちが悪くなります。仕方のないことですが、どうにかせねばと思っていました。
 今回の使用するのはカイロを使った方法なのですが、充電式の電気カイロです。季節外れということもあり、かなり安い値で売られていました。
 実力のほどはどんなものでしょうか?

製品紹介
 左の卵形をしたのがカイロ本体です。
 表側には電源と切り替えスイッチ・パイロットランプ・充電用コネクターがあります。

 使用時間はカタログ上で
外気温10℃で 弱4時間 強3.5時間
外気温20℃で 弱7時間 強5時間

もう少しもってくれると充電1回で一晩もつのですが、どうなるのでしょう。
 
 裏面は左のようになっています。
 アルミの放熱部分になるようです。この面をカメラフード側に当てるといいのですね。

 右の赤ちゃんの靴下みたいなのは、保温用のカバーです。
 強弱のスイッチ部分です。
  弱にスイッチをスライドすると黄色くほんのりLEDが点滅をします。
  強にすると赤色にほんのり点滅をします。

 充電が必要になると緑の点滅の速さで知らせてくれます。

バンド製作
 フードの付けるためのバンドの製作ですが、今回も釣竿を束ねるためのネオプレン製のものを使うことにしました。
このネオプレンという素材は伸縮性に富、保温性も大きいようです。そのうえ、滑り止め効果もとても高いです。こういうときにはうってつけですね。


 さあ、懐かしい家庭科の時間です。まずは玉結び。波縫いでいいかな?最後は玉止めをして完了。

 片側が縫い終わってもう片側もと思ったのですが、フードの巻くときにバンドが伸びますので、片側だけにしました。

後書
 巻き心地はいいようです。
 実際の霜よけの効果は近々当ページにアップします。巻きヒーターから思うと、とても頼りなく思うのですが、いかがなものでしょうか?

 話は変わりますが、SANYOの家電製品はわが家にはこのカイロと冷蔵庫があります。冷蔵庫はもう15年一回も壊れず今なおバリバリの現役です。

 二流のイメージのあるメーカーですが、こんなところでいい技術を持っているのでしょうね。
 これからも、応援します。
2009年4月

TOP