マウントアダプター

前書
 EQ6を持ち出し、初めて撮影をしようとしたときに大きく困ったことがありました。それは、鏡筒プレートを使うとアライメントのための導入時に90度導入位置が狂っているのです。このことはスカイセンサーPCでもあったことのように思いますが、スカイセンサーPCの場合は学習をしてくれたように思います。しかし、EQ6の場合は、電源を入れるごとにこの症状が起こります。
慣れれば、1アライメントのときだけのことですから、たいしたことはありませんが、どうにかしたいと思いました。

マウントアダプターの位置変更
 説明書に書いているように、アライメント導入時のホームポジションは左側の画像の位置に合わせて導入を開始します。鏡筒を単独で載せた場合、この位置だと確かに鏡筒は真北を向いて導入を開始することは出来ますが。鏡筒プレートを付けると鏡筒は左すなわち真西を向いてしまいます。
 そこで、便利なねじがあります。左側の画像の赤丸で囲んでいる3つの芋ねじを緩めてやればマウント部が自由に回転をするのです。これを、右の画像のように時計回転に90度回転させて固定すれば、プレートを使ってもホームポジション時には鏡筒は真北を向いていることになります。

後書
 このマウントアダプターは交換することが出来ます。
 今のところこのアリミゾのアダプターに不満はありませんが、今後、マウントを交換することにより、低重心のままより大型、強固なアリミゾマウントに交換することが可能になりますね。
2008年8月

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