プレート

プレート全体  GPDの頃より使っているプレートです。
 自作するにあたって
 ・出来るだけ低重心になるように。
 ・赤緯側のバランスが取りやすいように。
 ・本数が増えつつあるケーブルをまとめられるように。

 これらのことを考え、製作しました。



ガイドマウント  ガイドマウントはTGM-1で、使用している機材の中で唯一使っている高橋製です。
 TGM-1はスムーズにガイド星を導入できるので、重宝しています。
 ただ、結構重いと感じます。

 重心を下げるために、9cmを限度に、写真のように横向きに取り付けました。GPDの頃はこれでウエイトの量を稼ぐことが出来ました。
ただ、南の低い位置の対象を狙うと、南中を過ぎるとどこかにあたる恐れが出てくる長さが9cmなのです。
 EQ6ではこんな場合でも余裕があります。
バランス  白い円筒形のものはVixenのガイドパック用のウエイトとシャフトです。GPDを使用している頃にガイドマスターでのキャリブレーションが取れないとか、同じ方向にばかり補正がかかるなどのわずかなバランス崩れを補正するために取り付けました。
 これは、軽量化に反することなのですが、過積載状態の赤緯体の究極のバランス取りにはいいと思います。

 もう少し長いシャフトがほしいところです。



ガイド鏡  ガイド鏡はD80mm・FL400mm・F5です。
 ビクセン光学がウェブショップを運営していた頃に購入しました。
 接眼部は60mmあり、フリップミラーを接続することが出来ます。

 フリップミラーは垂直部に十字線入りのアイピース 直進部にガイドカメラに使用しているWAT-100Nをつけています。
 アイピースとカメラが同焦点距離になるようにボーグの回転ヘリコイドをつけ、あまっていたTリングM42を回転のロックに使っています。(ダブルナットのように)

 アイピースには照明ユニットが付いていないため、フリップミラー内に赤いLEDを埋め込んでいます。電源は中継ボックスからもらっています。



電源中継部  プレートの上に載っている機材の電源も色々ですね。
 ・12V:赤道儀、WAT-100N
 ・8.1V:EOS kissD
 ・5V〜12V:ヒーター
 ・3V:照明ユニット(LED)
 と、さまざまです。
 そこで、プレートにさまざまの電圧を分圧すれば線が少なくすみますね。

 上部は出力側です。照明ユニット用2個 可変圧ヒーター用2個 定電圧12V1個 デジカメ用1個となっています。

 下部は入力側です。 12Vと5〜12V(ヒーター用)
右側に見えているのは左から照明ユニット用照度ボリュームとスイッチ

 変圧には秋月電子のキットが安くて便利です。12V→5Vに低電流の降圧には車用携帯充電器が安くて小型で使えます。



直焦点機材