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前書 |
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鏡筒と接眼部等の位置決めが決まるとセンターアイピースを使った光軸修正が容易になってきました。普段は、撮影前に自宅で左のライトボックスを使って調整をして撮影地に向かいます。
このライトボックス「FUJICOLOR NEW5000」はよっちゃんのお勧めでオークション中古の格安物です。ただ、年数がかなり経過しているようで電源スイッチ部を交換しました。
しかし、新月期に二度三度撮影に行くと、光軸が狂っているときがあります。もう少し望遠鏡にやさしく運転をすればいいのですが…。こんなときせっかくセッティングした鏡筒を下し、パソコン画面を白画面にしてセンターアイピースを覗くことも時折ありました。
今回は暗い現地で手軽に光軸修正ができるように専用のライトボックスをつくりました。 |
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ライトボックスの加工 |
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使用するライトボックスは「ハクバ ライトビュアー5700」です。
このタイプは照射面積が小さいけど、乾電池で光ってくれます。もちろん照度も十分です。ただ、単3乾電池4本を入れると結構な重さになります。最近ではLEDを使ったタイプが出回りつつあります。きっと、安定器を使用しなくていいので軽いんでしょうね。 |
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金具の取り付けは電池ボックスの2個並列の間に低頭のボルトで止めることにしました。
皿ねじだと電池を収める邪魔にならなくていいのですが、プラスチック部の強度が問題になります。面積の広い頭の低いボルトの方がよしと判断しました。
結果は少し窮屈ですが、実用に問題はないようです。 |
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完成した金具の様子です。
何だか変な形。アルミの台形部分はファインダー台座に固定するつもりで作りました。
身近に適当なアルミはあったのですが、斜め45度に削るのが結構大変でした。
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方 法はボール盤を45度に傾けて8mmフライス刃でスライドさせながら削りました。
また、持ち運び、収納に便利なように手回しねじで分解できるようにしました。
取り付けた様子が右のような風景なのですが、何だか不細工ですね。まるでトトロが葉っぱの傘をさしているようです。 |
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後書 |
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実際に活用すると照射面が小さいためにスパイダーの影の全部を確認することができません。しかし、センターアイピース付近を見ながらの光軸修正は十分実用できです。
何よりの利点は赤道儀に鏡筒を載せたまま光軸修正ができますし、慌てて撮影をし始めてピントだしのときに光軸の狂いを見つけてからカメラと治具セットを交換し光軸を修正することができます。
夜道の林道は人はもちろん車の対向もないのですが、鏡筒にやさしい運転をすることが何よりだと反省をしています。 |
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