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前書 | |||||
今まで、GPを使用していたので、EQ6の18mmのシャフト径は細く頼りなく思えますが、タカハシのEM200などと同じ太さだということで、心配はないのでしょうね。 以前GPDを使用していたころから、過積載状態で撮影を続けていますが、EQ6になってもその状態は変わっていません。R200SS(スチール筒)を載せるとプレート以上部13.5kgほどになってしまいます。今後ガイドのシステムも含め、プレート・ガイドマウント・ガイド鏡の軽量化を図らなくてはいけないと思いつつ今の慣れたシステムで使い続けています。 今回、PARKS200mmF3.5を搭載すると5+7kgのウェイトで、もう少しのところでバランスが取れず、買い物袋に石を詰めてその場をしのぎましたが、どうにかしなくてはいけません。 GPDのころは純正のロングシャフトを使用していました。ロングシャフトはウェイトの量を減らすことが出来ますので、赤道儀の軸やモーターへの負担を減らすことが出来るうえ、バランスが取りやすい利点がありますから、EQ6もロングシャフトにすることにしました。 EQ6のノーマルシャフトは収納式でとても便利です。これをロングシャフトにするには二つの方法があります。 1.シャフトごと長いものと交換する 長所:強度はほぼノーマルと同じ 短所:収納時に延長した長さだけはみ出る 2.ノーマルシャフトに延長シャフトを取り付ける。 長所:収納時の赤道儀の大きさがそのまま 短所:強度に少し不安 結局、収納のことを優先し、延長シャフトの方法に決めました。 |
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延長シャフトの製造依頼 | |||||
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18mm径の延長シャフトは望遠鏡ショップのオリジナルパーツとして10cm程度のものが売られています。しかし、それはタカハシのEM200等のもので、EQ6には使用できません。 ウェイト脱落防止ねじがタカハシはM10なのにEQ6はM6を使用しています。 このタカハシ用のオリジナルパーツを利用するにはEQ6のシャフトをM10に変えなくてはいけません。私の持っているボール盤では芯の出たM10のための穴を開ける自信はありません。 それで、ネットで知り合ったしばたさんに相談することにしました。しばたさんは最近旋盤を手に入れ望遠鏡のオリジナルパーツを作られています。結構、「こんなものがあったら・・・。」と思うものを作ってオークションで高く評価されています。 早速、対応していただき、M6のままの延長は不安が大きいとのことで、タカハシと同じくM10に改造してくれました。また、ノーマルの長さでも使えるように脱落防止ねじもM10のキャップねじを作ってくれました。 ノーマルに比べると作ってくれた長さ13.5cmのステンレス棒はきれい! しばたさん、ありがとうございました。 |
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シャフトの交換 | |||||
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シャフトを抜くにはアリミゾのマウントアダプターを3つの芋ねじを緩めることで取り外すことが出来ます。シャフトを下から指で押せば左の画像のように頭を出してきます。もちろん、ウェイト脱落防止ねじははずしておきます。 このように交換は簡単にできます。反対にすると勢いよく抜けてきますからその点は気をつけてください。 |
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2008年9月 | |||||
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