ウェイト

全体
 GPDを使用していた頃は、R200SSとプレートとガイド鏡等で13kgの過積載の状態でした。この積載量とバランスをとるために、ロングシャフトと7kgと1.7kgの2個の組み合わせを使っていました。かなり軸やモーターに負担かけていたことでしょうね。
 EQ6では5kgのウェイトが2個付属してきます。しかし、R200SSを使った場合、この2個では重量不足でした。
そこで、余っているVixen製の7kgのウェイトに手を加えて使うことにしました。

ウェイト加工
 VixenのGPのシャフト径は20mmで、EQ6のシャフト径は18mmなので、そのままでも、ロックねじをしっかり締めれば使えないことはありませんが、ガイド中にガタンとずれる恐れがありますので、カラーを作製することにしました。
 外径が20mmで肉厚が1mmのパイプがあればいいのですが、探した結果19mm1.0tのアルミパイプを使うことにしました。

 左の写真のようにロックピンが通るように大き目の穴を空け、直径を1mm大きくするために縦に切りました。
 このカラーを内側に固定するために接着剤と上下のふちをマイナスドライバーを当てながらハンマーでたたき、かしめました。 
 寸法上はこれでうまくはまるはずなのですが、実際はきつくスムーズには動きません。
 結局、15mmぐらいの棒を探し、サンドペーパーを巻いてごしごし均等に削りました。

ロックピンについて
 Vixenはロックねじの先に真ちゅう製の棒があり、ねじでこの棒を押してシャフトに固定しています。この押さえ棒が向きによって勝手に出てくるんですよね。
 高橋製は現物を見たことないのですが、押さえ棒にバネが付いているようです。ねじを緩めると押さえ棒もへっこむ仕組みのようです。優れています。
 Kenkoは押さえ棒とねじが一体で先に樹脂製のものが付いています。シャフトが通る穴もテーパー状になっておりその中に黒いカラーを入れています。合理的な作りです。

ウェイト荷造り
 GPDの頃はウェイトを赤道儀やガイド鏡とともに収納していましたが、最近、年とともにセダンのトランクから荷物を降ろすのが苦になってきました。
 それで、荷造りも小分けするようになり、ウェイトも1つのケースに入れるようにしました。もう1枚Kenko製の5kgを入れることが出来ますが、まあその必要もないでしょうね。

TOP