Profile
 私のサイトにおこしいただき、ありがとうございます。
 おこしいただいたあなたも星空がとても好きな方なのでしょうね。私も大好きです。天文学など難しいことはなかなか頭に入りませんが、星空を眺めているとうっとりするあの時間が大好きなのです。
 最近はその時間をパソコン画面で目では見えないところまで表現できるようになり、自分で楽しんでいます。この2年ほどで画像が増えてきたこの機会にこのサイトを開設しました。

 まだまだ、技術的に未熟ですが、時間があるときに立ち寄っていただければうれしく思います。
私とは
ハンドルネーム
 Syoshi- (”しょしー”と読むつもりはなかったのですが、そう呼ばれてその気になりました。)
住 所  和歌山県北部 (大学時代に和歌山県のことを”日本のチベット”とか”本州ののどちんこ”などと悪口を言われましたが、その田舎が星空にはありがたいのです。
私とは  もうそろそろ50歳になります。無謀で、楽天的なところがあります。kissDが発売されてすぐにヨドバシカメラに買いに行き、何の手がかりもなくローパスフィルターをはずしました。そのくせ、組み立てて電源を入れる前に手を合わせて拝んでいるのですからね。
今までの趣味  就職してすぐに悪い友達に誘われて、ラリー(モータースポーツ)をかじることになりました。今の車はアルテェツァ。足を固め、バケットシートに座り、林道を走っています。しかし、機材を積むには本当に向いていません。
この趣味、金のかかる趣味だったので、車の改造には「自分でする」「流用する」「工夫する」というようなことが身についたようで、天文撮影機材にもこの精神を生かしたいところです。


 次に夢中になったことは自作パソコンです。インテルのチップセット440BXが販売された頃です。あるパソコン雑誌に”DOS/Vマシンを自作”と書いてある記事を読み。その気になってしまい、友達と二人で日本橋に買出しに行きました。組み立て設定はその本の4ページ分だけが頼りでしたから、やはり無謀ですね。

 そして、EOS kissDの販売とともに本格的な天体撮影に入りました。
私と星空
 私が星空に興味を持つようになったのは、1969年、私が小学校5年生、アポロ11号が月面に人類を送った頃からです。我が家はまだ白黒テレビでしたが、サターンロケットの発射シーンや月面の映像をわくわくしながら見ていました。
 このことをきっかけに親に無理を言って天体望遠鏡を買ってもらうことになりました。今は、手元にはありませんが、Vixenの6cmぐらいの長焦点屈折鏡でした。まず、鏡筒を向けたのは月でした。クレータが見えることに喜ぶとともに、まぶしいほど明るいことと、見る見る月が視野から動いて外れていくことにもびっくりしました。
 しかし、星に鏡筒を向けるとただ点にしか見えなく、それも視野の中に一つしか写りませんでした。これにはがっかりしました。きっと、たくさんの星が視野に入ると思っていたのです。
 高校に通うようになり、学校帰りに本屋によるようになったときに右の写真集(”星空の四季”藤井 旭さん著)を見つけることになりました。その当時の値段は覚えていませんが、2000円ぐらいはしたでしょうか、高校生の私には買うのに力のいる金額でした。
 家でこの写真集を見るときはいつも決まった時間に見ていました。それは、寝る前です。枕の横に置いて、写真を見、解説を読みながら、そのまま眠りについたものです。
 この写真集の中で、一番のお気に入り画像は“バラ星雲”でした。星団や、銀河の存在は知っていましたが、散光星雲の雲のようなモヤモヤしたガスの様子がとても魅力的で、自分にも撮れないかと思わず出典を調べてみました。しかし、書いておらず、どうもパロマ天文台で撮影されたもののようで、このころは「やはり、一般人にはとても…。」と、ため息をつきました。
 今、改めてこの画像を見ると散光星雲の濃淡の様子や胞子もシャープに捉えています。今も、素晴らしい画像です。でも、言い換えると今、デジカメの進化とともに「一般人」にも同等の画像を手に入れられるということは素晴らしいことですね。
 時間がたち、父親になり、家族で護摩壇に遊びに行ったときの頃にも、星空との大きな出会いがありました。
 家族とバーベキューをし、楽しく遊んだ帰りにタバコを一服吸おうと広場に車を止め、西の空を見るとヘールポップ彗星が肉眼ではっきり見えるのです。思わず、家族の写真を撮ろうと思って持ってきた一眼レフを車の天井に置き、石を敷いて高さを調整し、撮影をしてみました。
 きれいに写ることを期待などしていませんでしたが、以外なことにきれいに写っているのです。目では見えなかったイオンテールも写っていることに嬉しくなりました。

 この後、家族に黙ってこつこつお金をため、R200SSとGPEのセットを買うこととなりました。
 このあたりが一つ間違いでした。800mmの焦点距離はとても私の技術では物になりませんでした。赤道儀だけを買って、カメラレンズで撮影を楽しめば、銀塩の頃にもそれなりに楽しめたのにと今はそう思います。
 そして、EOS kissDの販売とともに本格的な直焦点撮影を始めることとなりました。
 最後に、こつこつ撮影をした画像を下手ながらも見てくれる方に楽しんでもらえるとともに、「星空撮影を始めたい。」「何十万もお金をかけることが出来ないが、きれいな写真を撮りたい。」と、思っている方々の少しでも参考になる情報源になれればと思っています。
 また、星空の素晴らしさを好きになる人が増えて、昔のように自宅から天の川やアンドロメダ大星雲が見える夜が戻ってくることを願っています。